終身雇用崩壊が新卒に与える2つの影響

今、日本の雇用制度が

大きく変わろうとしています。

 

f:id:soccerx613:20191222134150p:plain

 

 

まだ完全には変わっていません。

しかし、確実に変化が起き始めています。

 

 

TOYOTAの社長が

「終身雇用の維持は難しい」

こう言ったことは

結構ニュースになりました。

 

 

また経団連では

 

新卒一括型採用や終身雇用、

年功型賃金などを前提とした経営は

時代に合わなくなってきている

 

という指摘がされました。

 

 

つまり日本の経済を

引っ張ている人たちが

「雇用制度を変える必要がある」

 

そう言っているんです。

 

 

けど、正直な話

どれだけ影響あるかわからんくない??

笑笑

 

f:id:soccerx613:20191222134318p:plain

 


雇用制度が変わることで

新卒にはどのような影響があるのでしょうか。

 

 

具体的には2つ存在します。

 

 

①新卒採用枠の減少

 

 

企業が終身雇用を続ける理由は

優秀な人材を作り出すことにあります。

 

 

新卒ってぶっちゃけた話、

即戦力ではないじゃないですか。

 

 

いろいろ経験させる必要があります。

育てるには時間が必要なんです。

 

 

つまり長くいる人ほど

その企業の中では優秀な人材ってわけです。

 

f:id:soccerx613:20191222134343p:plain

 

そのため長期の雇用を保証し、

なおかつ在籍年数に応じて給料を上げること

外に出ていきにくくなります。

 

 

 

働く側としても

 

年齢が上がるにつれて

結婚したり、子供が出来たりするので

支出が増大していきます

 

 

なので賃金が上がるのであれば

その企業にいつづけるのです

 

f:id:soccerx613:20191222134448p:plain

 

しかし終身雇用が崩壊すると

転職が活発化します。

 

 

その企業にいつづけても

給料が上がるとは限らないので

別のより良い環境を求めようとするのです。

 

 

長期で雇われなくなるので

転職がスタンダードになり、

雇用の流動化が起きます。

 

 

そのため新卒採用枠が減るんです。

 

 

事実、TOYOTAでは

新卒採用枠を減らし、

中途採用の割合を増やす

発表しています。

 

 

www.nikkei.com

 

 

 

②社内教育が行われない

 

 

二つ目の理由として

社内教育が行われません。

 

 

 

先ほど終身雇用の目的として

「優秀な人材を育てること」

いいました。

 

 

しかし終身雇用が崩壊して

転職がスタンダードとなると

人を育てることが難しくなります

 

f:id:soccerx613:20191222134610p:plain

 

だってその企業に

ずっといてもらえるわけではないしね。

 

 

今まで長くいてもらえるからこそ

育てることができたのに

 

これからは

育ちきる前に転職されるんです。

 

 

よってここで2つに分類されます。

力のある少数派の企業では

教育のスピードを上げます。

 

 

新卒からバンバン経験を積ませて

優秀な人材にするんです。

ベンチャーとかこれです。

 

 

「ベンチャー」の画像検索結果

 

しかし多くの企業では

外部からの採用を強化します。

 

 

優秀な人材を育てるのではなく

優秀な人材を外からとるようになるんです。

 

 

外部からの獲得に力を使うので

社内教育に力を

いれなくなるんです。

 

 

f:id:soccerx613:20191222134730p:plain

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

長期雇用が変化することで

大きな影響が新卒にぶち当たります。

 

 

ではこの変化に

どのように対処すればいいのか

 

 

それはスキルです。

 

 

そのことについて

次回では書いていこうかと思います。

 

 

では次回の記事で。