リスニングの最大の難関 発音の変形
こんにちは!
えーじです。
今日もリスニングについて
話していこうかと思います。
以前はリエゾンについて
話をしました。
復習のために言っておくと、リエゾンとは
前の単語の最後の母音と次の単語の最初の子音を
つなげて発音することです。
今回は
発音が変化することについて
話していきたいと思います。
リエゾンも変わってない??
そんな風に思うかもしれませんが、
厳密にいうと変化はしていないんです。
つなげて発音することで
変わっているように聞こえるだけであって、
発音はつづり通りで、変化していないんです。
しかし、今回は
変化する発音について話していきます。
例えば
Get it out
これを発音+リエゾンを踏まえて読むと
「ゲッティタウト」って感じですかね。
けど実際には
「ゲリラッッ」と聞こえます。
Tがタ行で発音するのではなく、
ラ行で発音されるということです。
このようにtの後にitが続くと
ラ行の発音に変化します。
代表的なのでいうと
ビートルズのLet it be。
歌を聞いてみると分かりますが
「レリビー」と発音しているように聞こえます。
このようにスペルとは
全く異なる発音がされます。
このようなものは
これ以外にも存在します。
それは弱系による変化です。
日本語でも同じことではあるんですが、
強調したい部分を強く発音します。
逆にそんなに重要ではない部分は
弱く発音されるんです。
例えば
I think that I can attend the meeting.
このような文章があったとします。
このとき大切なのは
「会議」に「参加する」こと。
なのでthatやcanのような
文をつなぐ接続詞や助動詞は
弱く発音されることがあります。
「ザット」ではなく「ザ」
「キャン」ではなく「クン」
また、弱いだけでなく
早く読まれることが多いので
聞き取れなかったり別の語と認識したりします。
中学や高校などでは
強系のみ教わるので、弱系を聞いたときに
その単語と認識できないことが多いです。
このように
英語には発音が
変化してしまうものがあります。
丁寧に英語を聞いて
一つ一つの発音に慣れていきましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに!